もちみもちみ

こんにちは~♪もちみで~す☆

もちおもちお

今日も読書大好きもちおの簡単な読書備忘録です♪

だんごだんご

備忘録なので、気軽に読んでくださいね☆

今回の記事で話すこと!
  1. 『続・発達障害のある女の子・女性の支援』の感想・備忘録

では、早速いってみましょう♪

はじめに

今回の記事も最近読んだ本の簡単な備忘録と感想です♪

なかなかアウトプットの時間がとれないのですが、せっかく読んだ本について、簡単にでもアウトプットしようということで、今回も本当にさらりと書きたいと思います☆

私が読書をこよなく愛する理由を含め、私の読書に対する想いを簡単にまとめた記事がありますので、よろしければ、以下の記事も気軽に読んでみてください♪
↓↓↓↓↓

ということで、是非、気軽な気持ちで読み流してください(笑)

『続・発達障害のある女の子・女性の支援』の感想・備忘録

今回の本は

続・発達障害のある女の子・女性の支援

という本です♪

娘が発達グレーで2歳から療育に通わせてもらっており、これまで、かなり多くの発達障害に関する本を読んできましたが、女の子・女性のカモフラージュに焦点をあてたものを読むは初めてでした♪

この本を読んで、改めて感じたことは、

早期療育は重要!

ということです。

そういった意味では、2歳から娘が療育に通わせてもらっていることは、感謝すべきことですし、これからも少しでも娘が楽しく人生を送れるように、先生方のお力を借りながら、親としてできることをやっていきたいなと思いました♪

本書は、字数も多く、学術的な記載がされている部分もあるので、すらすらと簡単に読めない部分もありますが、発達障害の概念等をとても上手く言語化しているなと感心しながら読んでいました☆

学術的な記述だけでなく、発達障害当事者の方の自叙伝やインタビュー等もあり、とても参考になりました♪

以下に自分が感銘を受けた部分を引用させていただいて、備忘録としたいと思います☆

本書では「カモフラージュ」に統一したいと考えました。同時に、定義として,Hullら(2020)の「ある社会的状況で自閉的特性をできるだけ目立たないようにするために、明らかに学習された、あるいは暗黙裡に身に付けた,意識的又は無意識な方略を使用すること」(筆者の仮訳)として以下の論を進めます。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(5ページ)

カモフラージュという言葉の定義を上記のように定めて記載されていました。とても上手く言語化されているなと感心しました☆

ところが、ここで改めて、「カモフラージュは本当に発達障害だけの問題?女の子・女性だけの問題?」と思いませんか。たぶん、現代社会を生きる誰もが抱える生き方の問題だと言えます。筆者は、ASDのある人は、「時代のカナリア」であり、その時代が抱えるさまざまな問題を誰よりも敏感に感じ取り、苦悩する子どもたち・大人たちだと考えてきました(木谷、2013)。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(17ページ)

この部分も深く共感できました。カモフラージュは発達障害当事者だけの問題でなく、発達障害ではない人も含め、世の中に生きている人全員がなんらかのカモフラージュをしていると感じました。それゆえに、定型発達と発達障害との境目は明確ではない部分もあるので、将来、娘が少しでも楽しく人生を過ごせるように親として努力したいなと思いました☆

発達障害の大きな特徴として、女性よりも男性の方が圧倒的に多く診断を受けているという事実があり、その背景の一つとして、「発達障害の現れ方が男女で異なる中で、女性は見逃されているのではないか」と考えられるようになりました。そして近年、カモフラージュは、そうした女性特有の行動様式として注目されています。すなわち、女性はカモフラージュによって、発達障害の特性があることに気づかれにくかったり、既存の診断基準に当てはまりにくかったりするため、結果的に男女の有病率の差をもたらしている可能性があるということです。ASDのある女の子は、男の子よりも診断時期が遅くなるという知見(Rutherford et al.,2016)や、特性が同じくらいの程度であっても男の子よりも診断を受けにくいことを示した研究(Russell et al.,2011)も、このような解釈を支持するものといえるでしょう。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(21ページ)

記載のあるとおり、女の子や女性の発達障害は気づかれにくいので、今後も娘を注意深く見守りたいと思いました☆

以上をまとめると,カモフラージュの背景には、男女ともに「周囲から異質な存在として見られないように特性を隠す」という消極的な意味と同時に、「人との関係性を求める」という積極的な意味も併せ持つ(Milner et al.,2019)ことがわかります。また、個人の内的な要因だけではなく、周囲の環境からの要請や期待といった外的な要因もまた、カモフラージュに影響を与えていることが窺えます。つまりカモフラージュは、ASDのある人と、その人が生きる環境との相互作用の中で生じるものであるといえるでしょう。そして、ASDという特性は定型発達者が多数を占める世界においては「障害」とみなされることが多いために、カモフラージュは、ASDのある人が自らの行動様式を定型発達者側に合わせていく(あるいは、寄せていく)試みと捉えることもできるかと思います。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(23ページ)

物事には色々な見方があるので、柔軟な考え方で物事をとらえていきたいと改めて感じました☆

ですから、カモフラージュはできれば生じさせない、もしくは早く解消されるほうがよいことは確かです。
そこで、カモフラージュを生じさせない、あるいは早く解消するためのヒントに、自分一人で対処する力がまだ育っていない幼児期から、発達障害の特性に適し子育てや療育を受けることです。ありきたりな答えかもしれませんが、実は簡単なことではありません。「ありのままの自分を表現できないこと」は、多くの自叙伝で幼児期以降にしばしば
見られる記述です。ですから、理想としては彼女たちが周りに合わせようとしなくてもいい環境作りを、できるだけ早い成長段階から考えることが必要です。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(66ページ)

早期療育の重要性を再確認できたフレーズでした☆

ただ,これまで紹介したように、発達障害のある女の子・女性は、血のにじむようなカモフラージュや、カモフラージュの一人歩きによって、人生を大きく左右されないための手立てを持っておく必要があるでしょう。日常的に、【身体の訴えをきき入れる】ための自分に合った対処法や、他者との安心できる関係性が必要です。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(100ページ)

今後、娘が成長していく中で、自分自身で人生を心地よく過ごせる術を身に着けられるようにしっかり見守りたいと思いました☆

砂川:それでも共通するところとしては、「気づく」ってすごく大事なんだろうと思っていて。「何もない、答えもない」みたいな所に、「ASD」という答えを見つけたことで、自己理解が進むことがあるんだろうなと思いつつも、そこに至るまでに何かの工夫をなさって、それで自分なりの理解をなさってることもあるんだけども。成人後に診断を受けた場合には、どうしても自己評価が低くなってしまいますよね。
木谷:早い段階で診断と告知を受けて、思春期や青年期に至った当事者と、成人後に診断を受ける当事者では、大きな差が起きることは確かですね。
引用元:川上ちひろ 、木谷秀勝(2022年09月)『続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる』‎ 金子書房(186ページ)

このフレーズも早期療育の重要さを確認できて、娘を2歳から療育に通わせて本当に良かったと感じました☆

以上 グレーゾーンを含め、発達障害のお子さんを育てている親御さんは、一読の価値ありだと思います☆

まとめ

ということで、今日の記事のまとめです♪

今回の記事で話したこと!
  1. 『続・発達障害のある女の子・女性の支援』の感想・備忘録

今回も、最近読んだ本の簡単な備忘録でした!

もちみもちみ

読書って楽しいね~♪

もちおもちお

うん!もちみの愛読書は絵本だね(^^)それでは、また会いましょう(^^)/

だんごだんご

ごきげんよう~♪