こんにちは~♪もちみで~す☆今回はパパはどんな本のことを書くのかな☆☆
今日は資産形成の参考になる本の紹介&感想&備忘録です♪
読書のアウトプット、これからもマイペースに続けていけたらいいね☆
- 『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』の概略
- 著者:三菱サラリーマンこと穂高唯希さんの簡単な紹介
- 投資を検討したいと思った銘柄や感銘を受けた考え方
では、早速いってみましょう♪
『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』の概略
本日ご紹介させていただく書籍はこちら♪
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本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
より良い人生を送るために、参考になることが多かったので、気になる方は是非一読してみてください♪
まず、この本の概略を紹介したいのですが、非常にシンプルなものとなっております♪
著者の穂高さんが30歳という若さでFIREを達成された具体的な手法や考え方が余すところなく披露されています。
正直、穂高さんの手法を全て真似することはかなりハードルが高いとは思いましたが、参考になることは本当に多かったです♪
このあとに引用等で紹介させていただこうと思いますが、具体的な投資手法もすごいのですが、私は、それ以上に穂高さんの人生哲学に感銘を受けましたし、言葉遣いや言い回しがとってもステキでした。
とても魅力的な方だな~と感じましたし、私も少しでも穂高さんの考えを取り入れて、今より魅力のある人間になりたいなと思いました☆
著者:三菱サラリーマンこと穂高唯希さんの簡単な紹介
穂高さんについて、私個人として特筆すべきだと思うことは、2歳の頃に、突然、海外登山の遭難によって、お父様がお亡くなりになっているということです。
「人生2度なし、悔いなく生きよ」ということを強く意識されることになります。
人間にとって避けることができない「死」というものについて、しっかりと受け止め、死までの有限な時間を自分の思うままに自由に生きようという信条をベースに、30歳にして見事にFIREを達成されています。
慶応義塾大学経済学部に進学し、北京大学に1年留学をされ、三菱系の大手企業に就職後、経済的に自立するために明確な目標をもって、コツコツと資産運用を実践されておられ、FIRE後も充実した生活をされています☆
すごく魅力的な方ですね♪
FIRE達成のためのシンプルな手法
そんな穂高さんのFIRE達成の手法は実にシンプルです。
一言で言うと、「収入-支出」の最大化をベースにして、余剰資金を投資に回すというもの。
少し詳しく言うと、給与の8割を高配当株・連続増配株にひたすら投資し続ける形で配当金収入を最大化するという手法をとられています。
色々な投資手法がある中で、穂高さんは理論だけでなく、ご自身の感情面についても考慮され、ご自身の心地良い投資手法を愚直に継続されており、書籍の中で、以下のように記述されています。
私にとって、その心地よい投資手法とは、次の通りでした。「業績が堅調な高配当株や連続増配株を主体とし、リートやインフラファンドなどにも分散されたポートフォリオを築くことで、定期的なフロー所得・キャッシュフローとなる配当金を得て、基本的にどのような局面でも(特に下落局面で)配当再投資を含めて定期的に資金を投下していく」引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(179ページ)
具体的な銘柄等についても書籍の中で紹介されていますので、是非書籍を手に取ってみてください☆
支出の最適化について
穂高さんは節約を「支出の最適化」と表現されています。
こういう言葉のチョイスも私はとても好きです。節約だと少しけち臭いようなマイナスイメージを持たれる方もいると思いますが、「支出の最適化」っていう言葉は前向きで良いですよね♪
穂高さんが実践されていた支出の最適化の具体例があって、非常に共感できましたので、下記に引用させていただきます☆
①ペットボトル飲料を買わず、水筒持参
②たばこを買わず、たばこ株を買え
③飲み物は白湯でOK
④デートは、公園で手作り弁当でピクニック
⑤書籍は図書館利用(新刊は予約)
⑥会社の飲み会は必要最低限
⑦株主優待を利用すべし
⑧散髪はセルフカットか、1000円カット
⑨携帯は格安シム
⑩プールやジムは公共施設を利用
⑪コンビニでの買い物は避けよ
⑫買い物カートは使わない
⑬支払いは現金ではなくクレカで
⑭保険には入らない
⑮階段は資源
引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(74~75ページ)
ちなみに、携帯の格安シムについては、IIJmioとLaLa Callを使用されているとのことでした。その他の項目の具体的な内容については、是非書籍を読んでみてください♪
投資を検討したいと思った銘柄
書籍の中で、ご自身が実践されてきた投資銘柄を具体的に紹介してくださっていたのですが、その中で、私個人的に、これから実践してみようかなと特に興味をもったものについて、少しだけ紹介したいと思います。
それは、米国高配当ETFのSPYD 、HDV、VYMです♪
それぞれの詳細については書籍に譲りますが、個人的には、SPYDにリートが含まれていることに興味を持ちました。
SPYDは不動産セクターの割合が多めで、不動産セクターに含まれるリートが景気後退期や不況期において強かったことが示されていました。
リートは、不動産関連の金融商品で、不動産については、不況になっても、急激に家賃が下がるということが少ないので、比較的不景気に強いと言われていて、ミドルリスクミドルリターンの投資商品です。
個人的に米国や日本のものを投資信託で昔から運用しているので、納得いきました☆
SPYD 、HDV、VYMの全てが優良なETFだと思いますが、一番おすすめしやすいのは、VYMだとおっしゃっていました。
運用期間が長く、配当実績や増配率や銘柄数が多いこと等を踏まえて、安定感があるという意味で一番のおすすめは、VYMということであって、個々人の考え方によって、最適解は異なってくると思います。
そのあたりについても、書籍で詳しく記載されていますので、自分自身の投資目的や投資スタイルにあわせて、それぞれのメリットとデメリットを比較検討して、投資を初めてみてもるのも良いのではないでしょうか☆
感銘を受けた考え方
冒頭に、穂高さんの人生哲学に感銘を受けたことや、言葉遣いや言い回しがとってもステキだと感じたと記載させていただきました。
ここでは、書籍の中から、ほんの一部、私が感銘を受けたことや、ステキだなと感じた考え方等について、引用して紹介させていただきたいと思います。
ある物事に長期的に取り組み続ける中で決定的に重要なことは、「外部環境に関わらず自分にとって心地よい仕組み作り」ができているのか、ここに尽きると思っています。いくら理論的にベストであろうとも、長期的に継続できなければ、絵に描いた餅になります。また楽しくなければ続きません。でも楽しければ、継続できます。
引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(177ページ)
人間は機械ではないので、自分の感情面にも耳を傾けながら日々の生活をしていかないと、生きている楽しさを感じにくいと思います。
理論的に正しいことは何かをおさえながらも、そのことだけにとらわれず、自分の感情も大切にしようという考え方に、すごく共感できました♪
私は人生において大切にしていることの1つとして、経験があります。多様な経験は、観点の数と世界観を広げます。観点・世界観が広がれば、1つの事象に対して多様なことを感じ取ることができ、多様性を認めることができます。これは人生の選択肢、そして精神的な豊かさに直結します。特に若年期における経験は得難いものです。引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(245ページ)
この部分についても、とても共感できました。
「収入-支出」を最大化させるためには、無駄な支出をしないことは重要ですが、様々な経験を積み、人生を豊かなものにするためには、価値あるものにお金を使うということも大切だと私は思うので、穂高さんのバランスの取れた考え方にとても共感できます☆
私たちは、生まれたその瞬間から死に向かって走り続けています。そんな有限な時間を歩む中で、最も尊いものは、その時間というものをこの世において与えてくれた命であり、このように生を授けてくれた親であり、家族であり、人生を共に歩むパートナーであり、日常を語らい合う友人であり、周囲の人々です。つまり社会です。私たちはみんな、社会を構成する一員です。私は北京留学から日本に帰ってきた時、真っ先に強く感じたのは、「日本に活気というものが失われているのではないか」ということです。私が接した中国の人々は「明日は今日より良くなる、明後日は明日よりさらに良くなる、1年後はもっともっと良くなる」そんな大きな希望を抱いていました。日本もバブル崩壊まではそうだったと聞きます。日本は今どこか、生き方というものに対して、みんなが手探りで、生き方に疑問を持ちつつも、どうして良いのか分からない人が多くいらっしゃるのではないかと思います。なぜなら、日本では「これが正しい」「これが正解だ 」「正解の反対概念は不正確である、つまり間違っている」という価値観に無意識のうちに大いに縛られているように、私は感じます。しかし、生き方というものは「正しいか、間違っているか」という概念で判断することはできません(倫理的に許されないことや犯罪等は除きます)。人には人の生き様があり、考えがあり、尊重したいものがあり、個性があります。それは正しいか正しくないかという概念で論じられることではありません。もっと言うと、生き方に正しいも正しくないもないのです。生き方というものは ある程度の自由というものが許されるものです。その自由な生き方をしたいという方にとって、ネックになるのは経済的な要因です。生き方を選択するにはある程度はお金が必要です。では、そのお金を、資産を形成するためには、今までご紹介してきたような資産運用がやはり「手段」として必要になってきます。資産形成とは、「自由に生きていく」ための、1つの切符に相当するということです。切符はそれ自体に価値があるというよりは、ある時点からある目的地に行くまでに必要な「手段」ですね。その切符を得るためのツールが、ここ日本においては豊富に用意されています。現時点で信頼に足り広く流通する日本円という通貨が存在し、民主主義が存在し、所有権という概念が認められ、証券会社が存在し、外国の株式を安価な手数料で買う方法が整備され、そして情報に自由にアクセスできる。こういったツールを有難く利用し、自由な生き方をするための切符を手に入れる、あるいは人生の選択肢を増やす。そういった人々が増えていけば、そして自分の求める生き方を選択できる状況が個人に対して整っていけば、日本という社会自体も、より生きやすくなっているのではないかと、私は考えます。
引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(257~258ページ)
この部分もすごく共感できました。
私自身は就職氷河期の世代ですが、私の父母が現役世代のときは、銀行の定期の利率も10%近くあったり、不動産の価格も右肩上がりであったり、サラリーマンで良い会社に勤めれば賃金も右肩上がりで、将来について希望を持ちながら生活をしている人が多かったように思います。
バブル崩壊後の日本はどこか将来に対する不安を持ちながら生活をしている人が多いと思います。
とはいうものの、穂高さんがおっしゃるとおり、今は挑戦をしやすい恵まれた環境が整っていることも事実なので、一度きりの人生を充実させることができるよう、資産形成についてもしっかりと考えながら、毎日を大切に生きていきたいなと感じました♪
物事が帰結する時、 1つの要因で結果が形成されるわけではありません。
多様な幾多の要素が絡み合って、1つの形として事象が形成され、結果として表出します 。ですから 私が今 理想の生き方を実現できたのは、今があるのは、決して自分だけの力ではなく、家族や友人や周囲の人々、そして勤めていた会社の方々を含め、 悲喜交々 の経験などすべての過去が綿々連なり、いま現在を紡いでいます。今までの人生に一切悔いはないです なぜなら無駄な経験は一つもないと断言できるからです。「回り道をした・・・・・・」 読者の方におかれましては、こう思うこともあるかもしれません。しかし、回り道は回り道ではありません。回り道をしたという貴重な経験があります。ある一つの事象に対して、物の見方は様々です。 人への見方も様々です。私たちは物事のごく一部・一面しか見えていないことが、多々あります。人は単純なようで単純ではありません。みなさんが見ている人、それはその人のごく一面でしかないのです。一面的ではなく多面的に物事を見る、それが現代で極めて重要なことだと思います。引用元:穂高唯希(2020年07月)『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』実務教育出版(265~266ページ)
本当におっしゃるとおりだと、書籍を読みながら、思いました。
私自身が普段から大切にしている考え方で、物事を多面的に見て判断することの大切さを再認識できました。
まとめ
ということで、今日の記事のまとめです♪
- 『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』の概略
- 著者:三菱サラリーマンこと穂高唯希さんの簡単な紹介
- 投資を検討したいと思った銘柄や感銘を受けた考え方
今回は、より良い人生を生きるために参考になることが多かった、穂高さんの本の感想でした!
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本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
より良い人生を送るために、参考になることが多かったので、気になる方は是非一読してみてください♪
ステキな本だね~♪
うん!とっても素敵な本だったよ(^^)それでは、また会いましょう(^^)/
ごきげんよう~♪